歯の形状を探ると食べてきたものが分かりました

 

私達人間の本来の理想的な食事とは、いったいナンなのでしょう。

 

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巷では、ベジタリアン、ビーガンという、肉を食べない主義の方もチラホラ増えてきました。

肉食は、駄目なのでしょうか?

我々のルーツから探ってみたいと思います。

まずは、頭蓋の構造を見ていきましょう。

歯の形や配列は、食べているもので進化しながら、形成されていくと思います。

肉食、草食、雑食動物の、歯牙の形状を観てみましょう・・・

ライオンの頭骨 肉食動物↓

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キリンの頭骨 草食動物↓

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クマの頭骨  雑食動物↓

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肉食動物は、門歯が小さく、獲物を捕らえるのに役立つ犬歯が良く発達しています。

頬歯(前臼歯と臼歯を含めた呼び名)は鋭く尖り肉を切り裂くのに適した形をしています。

従って、顎は獲物を捕獲するため短く強力な咬筋が発達しています。

頬歯の数は少なく、大きな肉を切り裂く時は、前足で肉を押さえ口を横にしてこの頬歯をハサミのように使います。

肉を一旦口の中に入れてしまうとあまり噛まずに飲み込みます。

 

草食動物の歯は、門歯は草や木を食い切るため良く発達しています。

キリンやウシの仲間は、上顎の門歯がありません。

その代わりに歯板という堅い歯茎があってこれが下顎の門歯とぶつかります。

丁度、まな板と包丁の役割に似ています。

犬歯は一部の闘争用に発達した動物を除きあまり良く発達していません。

頬歯は草木の繊維をすりつぶすため、大きく頑丈な臼状になっています。

そして、頬をふくらませて下顎を左右に擦り合わせ良く噛みます。

 

雑食動物の歯は、肉食動物と草食動物の中間的な形をしていて、各歯は平均的に発達しています。

動物の種類によって、より草食性の強いものは草食動物の歯に似ていますし、逆により肉食性の強い動物は肉食動物の歯に似ています。

人間の歯牙は、紛れも無く雑食動物の形状です。

 

縄文時代の食べ物は人類史上究極

 

縄文時代の食べ物をみてみましょう。

凄いですね、現代でも超グルメです。

春 : フキノトウやワラビ、ゼンマイなど山菜などを食す。
夏 : 貝や魚を捕る。
秋 : 木の実拾い。ドライフルーツや果実で、酒の醸造も。
冬 : 皮下脂肪を蓄えた、冬眠前の獣を狩る。

 

縄文人は、1500種類もの食材を摂取していました。

四季折々の山海の幸を、石焼や土鍋という野趣あふれる調理で味わっていたのでしょう。狩猟中心で肉食だと思われがちですが、80%を植物性のものから得ていたということが分かっています。

 

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脳ー腸トレードオフ

 

約250万年前から、人類の祖先が自らの遺伝子を肉食へと適応していくなかで、摂取エネルギーが大幅に増大しました。

それに伴い、ちょうどネコ科の肉食動物と同じように、大量の植物を消化する機能が衰(おとろ)えていきました。

腸管と体長の比で表すと、ほぼ草食動物であるブタが、25対1であるのに、ネコは、4対1となっています。

肉食に特化したネコ科の動物では、それだけ腸管が短くなっているのです。

 

ヒトの場合、この適応過程で最も顕著な特徴が現れます。

腸が短くなるのに応じて、脳が大きくなったのです。

これが、「脳ー腸トレードオフ」という現象です。

人類の場合、トレードオフがもっぱら脳の増大化に使われました。



こうして人類の腸は、ほかの霊長類の約60%程度まで縮小され、脳の容積は3割程度増大したのです。

 

肉食が脳を新化させました

 

つまり、ざっくりですが、肉食を加えることで、ヒトは大脳を発達させたということになります。

 

脳が肥大化し、発達することで、投槍器(とうそうき)や弓などの新しい武器が発明されました。

このため、槍を投げるのに必要とされる、太い上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)、広背筋(こうはいきん)、大胸筋(だいきょうきん)といった上半身の筋肉群や、下半身の強靭な筋肉群を備えていなくても、ハンターは大きな獲物を倒せるようになりました。

そうなると、コイサン人に見られるように、体重が軽くて、走るのが速いほうが生存競争には有利に働きます。

食物を砕く歯も小さくなっていきました。

固い植物性の食物は、大きな臼歯(きゅうし)ですりつぶす必要があります。

しかし、柔らかい肉では大きな臼歯や頑丈なあごはもはや必要ありません。

このような歯やあごの形態の変化も、アフリカの環境の変化に適応してきた結果といえます。

二足歩行、体毛の消失、言語の獲得、脂肪の蓄積などは、

類人猿には見られない人類の特徴です。

 

何よりも、肉食によって最大化させた脳により、抽象思考、自意識を形成するようになったことが、最終的に私たち人間を人間たらしめた最大の要因になりました。

すべては環境の変化による自然淘汰に、私たちの先祖が適応してきた結果といえるでしょう。

 

2:8=肉:野菜 がベスト

 

人類の歴史から考えると、完全菜食よりも、脳のためにも、20%程度の肉食を混ぜる食事が理想的ではないかと推測します。

しかし、現在流通する食肉は、縄文時代などに食べていた肉の質とは、全く違うものになっているのです。

遺伝子組み換えの餌、成長ホルモン剤、抗生物質、ケージや畜舎での飼育など、そんな極悪の環境で育った肉が良いわけがありません。

つまり、肉食が悪いのではなく、肉の質が悪いのではないでしょうか。

汚染の無い野生で育った動物をハンティングしたり、旬の山菜や草を食べていた縄文時代は、人類史の中で最高の食事ではないでしょうかね。

弥生時代に入ると、穀類の生産が始まり、リーキーガット症候群と思われる疾患が増えてきたそうです。

そうそう、私の知り合いから、完全な野生の猪をたまに頂くのですが、物凄い次元の違う味なんです。

豚に似た味ですが、油の部分が全く油っぽくないのです。

身がしまって、全く油っぽくないので、全然胃もたれしないのです。

豚なら直ぐに箸を置きたくなりますが・・・

実に美味しいのです。

 

野生を駆け巡り、野生の草木を食べた動物の肉本来の味なんでしょう。

こういうクオリティーの肉を20%程度食べると、脳にも良くて理想的な食事かもしれませんね。

 

しかし、現状では、そんな素晴らしいクオリティーの肉を手に入れることはほぼ不可能です。

結局、一番問題だったのは・・・現在の食肉類は、野菜と同じく、クオリティーが悪すぎるということではないでしょうか。。。

 

その不調、野生に戻れば治ります

 

 

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コメント一覧

    • 1. ニック
    • 2015年12月27日 20:37
    • 卵醤を試したくて、有精卵と醤油を探しているのですが、何かオススメのものは知りませんか?
      特に醤油をみつけるのは難しく、天日塩など詳しく書かれていないものも多いですよね。
    • 2. マロン
    • 2015年12月27日 20:46
    • ニックさん、一応お勧めの醤油を、卵醤のカテゴリーの中の記事にしていますのでご覧下さい。
      高級な自然醸造醤油でもほとんどメキシコ天日塩です。水準さえクリアしていれば、ガチガチに選ばなくてもさほど問題ないと思います。
    • 3. Boo たろう
    • 2015年12月29日 08:40
    • いつも為になる情報をありがとうございます。
      いつか自給自足できるようになるといいのですが、現金収入も必要ですしね。
      あー、自由になりたい!ではまた
    • 4. マロン
    • 2015年12月29日 11:03
    • Booたろうさん、自給自足は、田舎に住めば何とか出来ると思いますが、一筋縄ではいきません。本物を育てる知識と経験が要りますのでかなり大変ですが、それが本来やるべきことでもあると思います。何でもお金で済ませるから、支配層の思うツボになるわけですね。国民全員が自給自足、物々交換などを始めたら速攻で支配層は、大赤字で潰れると思いますが・・・その前に、自給自足者には莫大な税金を徴収したりするでしょうね。
    • 5. ナル
    • 2015年12月29日 13:28
    • 肉…。たまにしか食べませんが、赤身のステーキ400gのセット2000円のミスターデンジャーは大阪に行くと食べられなくなります。来月食べ納めに行こうかな? あそこの肉はステーキの常識を覆します。今度引っ越しする祖母の市営住宅はベランダがとても広いので、家庭菜園でも始めようかと思っています。ミライのおやつも育てようかと。プチトマトなんかもいいですねー。ついでに大麻も育てますか!(嘘) でもTPPが始まったらどうなることやら…。
    • 6. マロン
    • 2015年12月29日 13:58
    • ナルさん、大阪も美味いお店がきっとありますよ。赤身といえば、先日、近江牛の赤身を奮発してダッチオーブンでローストビーフにしました。激うまでした。関西の肉は、美味しいですよ!
      家庭菜園は絶対お勧めです!どんなものでも育っていくとそれは楽しいです。記事にしてます微生物エキスを是非散布してください。
    • 7. ナル
    • 2015年12月29日 14:48
    • >マロンさん 牛肉は祖母が好きなので、帰阪した際には宮崎牛のA5の霜降り肉を注文してます。近江牛より美味しいですね。赤身は祖母の歯だと食べにくいと思いますので。それも半年に1度ですけどね。はい、家庭菜園はぜひ始めたいと思います。微生物エキスですね。記事、これから拝見させていただきます!
    • 8. マロン
    • 2015年12月29日 15:13
    • ナルさん、肉は産地より餌、ランク、 部位などの方が、味に差が出ますよね。近江牛でもピンキリです。いえいえ魔法の鍋ダッチオーブンのローストビーフは、鉄の蓄熱効果で赤身も常識破りの軟らかさ美味さです。赤みの方が美味いと思える逸品です。そうそう調理も大きく左右しますね。
      エキスは、いつでも簡単に作れますので♪
    • 9. ナル
    • 2015年12月30日 01:38
    • >マロンさん いままで各所から肉を取り寄せて食べましたが、一番ピンキリがあるのは近江牛ですね。下手すると近江牛じゃなくても近江で飼育しただけで近江牛になるようですし。神戸牛も美味しいですが、高いですね。松坂はもちろんですが。コスパがよくて美味しかったのは佐賀牛でしたね。A4のステーキを食べましたが、A5クラスの絶品でした。個人的には値段、味で宮崎牛に軍配が上がりますね。一番美味しくて、美味しかったです。値段も相応でした。牛さん、どうもありがとう。美味しくいただいてます。まあ、牛さんからすれば「感謝するくらいなら殺さないでよ!」って思うでしょうけどね…。あ、それと肉ではありませんが、楽天で売ってる「ますよね」って店の越前甘エビも絶品です! お値段も2500円で送料込み、あまりのでかさに驚きますよ。二人で十分な量を食べられます。身は刺し身、頭は素揚げ、殻は味噌汁の出汁と、捨てる箇所がないです。船上で急速冷凍なので酸化防止剤も使ってなく、生臭くありません。ぜひ一度ご賞味なさってください!
    • 10. マロン
    • 2015年12月30日 06:22
    • ナルさん、グルメですね~、こちらに沢山ある近江牛と言っても、そういえば、味がどれも全然違います。A5は東京に行きますのでこちらの店売りは、下ランクばかりです。貧乏臭いですが、肉の周りの切り落とし肉が超安くて激うまです。A4,5なんて買えません(笑)、ナルさん凄いですね。
      越前甘海老ですか!時々現地に行って市場で買いますよ!美味しいですよね~ホントたまにです。ナルさん偉いゴージャスですね。ただ海老、かに類は、食べてはいけないワースト7に入ってますので、食べ過ぎないようにお願いしますね。
    • 11. ナル
    • 2015年12月30日 11:18
    • >マロンさん たまにしか買いませんから(笑)。海老も半年に1度ですね。たまになのでいいのを買ってるだけですから。海老、食べ過ぎ気をつけますね~。ありがとうございます。
    • 12. マロン
    • 2015年12月30日 16:57
    • ナルさん、そうですねたまにならいいかと思います。最もアナフィキラシーが起こる食べ物らしいですので、問題ない人でも多少は悪い影響があると思います。
      とはいっても美味しいですよね~
    • 13. のりピー
    • 2016年01月06日 18:07
    • マロンさん今晩は、私の父は狩猟をしていました。子供の頃は猪、ウサギ、鳩、キジすずめと食べていたと思います。味は覚えていませんよ〜
      今は、猪、鹿が農産物を食べています、狩猟をする人が少なく本当に野生の動物が農家の人を悩ましています。肉を買って食べた思い出が無く、猪の肉と大根が鍋に入っていいたような気がします。お正月には飼っている鶏を父が締めたのを家族で頂いていました。
      今は、物が溢れて本当の食べ物のありがたみを私を含め忘れている様な気がします。どんな昔の話かと思われますね〜〜
    • 14. マロン
    • 2016年01月06日 19:32
    • のりピーさん、僕も小さい頃、鶏を絞める光景を見たのを、かすかに覚えています。世界のへき地では、今も行なわれています。命の尊さを子供の頃からから肌で習いますね。今は反対に見せない主義が、仇となっていますよね。良い習慣も、食材も何もかもが失われています。いい時代でしたね~

 

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