強健ラボ

静電気の原因と対策

前回、経皮毒についての記事を書きまして続きを予定していましたが、予定変更で冬の大敵、「静電気」にいての記事にしました。

経皮毒は後ほどにさせていただきます。

不意に襲うパチッと痛く不快な静電気!ホント嫌ですよね~

そんな嫌~な静電気の解決策を紹介いたします♪


静電気が起こる原因

静電気が起こりやすい季節といえば冬ですが、なぜ冬に起こりやすいのでしょうか?

夏に静電気が起こり難いのは、夏は空気中に水分が多く含まれており、常に放電状態にあるからといえます。

起こっていても着ている服が静電気の起こりにくい綿が中心ですので、気がつかない程度の極弱い静電気だといえます。

しかし、冬は湿度が低く空気中の水分が少ないため、電気を逃がし難いため電気が溜まりやすく、触れると一気にパチッと放電してしまいます。

つまり空気中の水分が静電気を逃がしやすくしており、その量に大きく関係しているのですね。

水分が物質を覆っていると、発生した静電気を常に分散開放してくれますので静電気が溜まり難いということです。

でもですね、「水」自体は実は絶縁体ですので電気を通さないのです?

もう少し突っ込みますと、水は「イオン」を運ぶための容器であり、水が運ぶ「マイナスイオン」が静電気の鍵を握っているといえます。

湿度が35%を切ると静電気が起こりやすくなり、65%を超えると自然放電が盛んになりほとんど起こらなくなります。

家庭内での湿度管理において、結露の心配もあまり無く静電気も予防できる理想の湿度は、60%弱です。

また、冬に着用する衣服の素材も静電気発生に拍車をかけています。

静電気の発生は衣服の素材で変わる

衣類を脱ぎ着する時に発生する静電気、どなたも経験があると思いますが、さてどのような仕組みで発生しているのでしょうか?

下記の図をご覧ください。

静電気は、異素材の衣類の摩擦で起こります。

上記両極の素材、アクリルとナイロンの組み合わせの衣服を選んだとしますね。

アクリルはマイナス側に、ナイロンはプラス側にに帯電しやすく、これらを組み合わせると静電気が極めて発生しやすくなりなり、最悪の組み合わせと成るのですね。

静電気は「プラスに帯電しやすい素材」と「マイナスに帯電しやすい素材」の摩擦で発生しますので、同じ性質の電気を帯電する素材」なら静電気は起きにくいのです。

プラス同士やマイナス同士は引き合わないということですね。

つまり、上図の同じ側の素材、アクリルとポリエステルの組み合わせ、ナイロンとウールの組み合わせなどですと、静電気はかなり軽減されるのです。

夏場は、擦れても帯電しない麻や綿の素材がほとんどですので、湿度もそうですが衣服からも起こり難い環境なのです。

近年は、化繊の多様化が進んで、アクリルポリエステルの衣服が増えたため、そこへウールを合わせると素材の帯電する差異が大きくなるため、静電気が異様に発生してしまう一つの原因と成っているといえます。

上記の図を参考に、衣類のタグを見ながらできるだけ近い素材の衣服を選ぶように心がけてください。

静電気防止スプレーのレシピ

先ほどの「夏場は水分によって常に放電されている」という特徴として、水は静電気を吸収(帯電)して蒸発させます。

界面活性剤などは、油と水になじみやすい部分があり、その特徴として滑りやすくして膜を張りますので静電気が起こりにくくなります。

しかし、化学系の界面活性剤はそれこそ経皮毒の元ですので、それらの特徴を利用した安全なグリセリンを使った静電気防止スプレーのレシピを紹介します。

安全な静電気防止グリセリンスプレーレシピ

材料

400cc

グリセリン 40cc(天然素材系、合成はあまりお勧めしません)
お勧めグリセリン↓

スプレーボトル 500ccぐらい

つまり、水とグリセリンを10:1の割合で良く混ぜるだけで完成ですが、防腐剤が入っていませんので1週間ぐらいで使い切ってください。

使い方

スプレーボトルに入れて、洗濯物を干すときに良く振って全体にスプレーしますと衣類の帯電が起こりにくくなります。

小さなスプレーボトルに入れて携帯し、気になるときにそのつど良く振って20センチぐらい離して衣服にスプレーします。

安全ですので、髪の毛にもスプレー出来ますし、ワンちゃんの毛にも使用出来ます。

そのままちょろっとお肌にスプレーして、お肌の保湿も出来ます。

注意として、着衣にスプレーする時は、↓右図のように自分自身で行ってください。他人からのスプレーでは効果が出ませんので。

静電気防止にマイナスイオンを発生するオルゴナイトが有効

あとですね・・・

オルゴナイトは、マイナスイオンが漂いますので静電気が起こりにくくなります。

当方販売のオルゴナイト、カバンに入るサイズです。

お部屋用です。

オルゴナイトとは?

プラス電子が人体に悪影響を及ぼします前記事、高層マンションは病気が多発、妊婦さん要注意!とほとんど似た記事ですが、こちらは、さらに身近です。Wi-Fiといえば、もう誰でも何処でも浴び続けています。とりあえず、下記の抜粋を読まれてください。以下抜粋あまり知られていないWi-Fiによる5つの健康被害1.不眠症を引き起こ...
不眠症、電磁波過敏症、高層マンション居住の方はオルゴナイト! - 強健ラボ

静電気帯電体質とは?

静電気が起こる原因として、環境が全てではありません。

実は、貴方の身体の状態で大きく左右します。

自然放電が上手くできない人は静電気が起こりやすいのですがどういう人かといいますと、体内が酸化状態にある人は静電気が起こりやすいのです。

酸化状態とはいつも言ってますように、病気傾向にある方ですね。

逆にアルカリ体質の健康な方は、それだけで静電気が起こりにくいのです。

体液が酸性化、つまりマイナスイオンが不足した状態です。

健康な人の体内液は弱アルカリ性で皮膚のpHは4.5~6.0の弱酸性です。

体内液が酸性に傾くとお肌がアルカリ性に傾き、空気中のマイナスイオンを引き寄せ難くします。

すると体内にはプラスの電気が溜まりやすくなり、益々静電気の発生原因を高めてしまうというわけです。

つまり、酸化体質とは病気発生を招く体質であると同時に静電気を招く体質なのです。

そういえば僕も10年ほど前は、嫌になるほどもうバッチバチに静電気が発生してまして、いつも金属の棒をもって先をドアなどに当てて一度放電してからドアノブなどに触ってましたが、最近は何もしなくてもほとんど起こりません。

まあ、10年ほど前は酷い生活をしていましたね~(笑)

最近は健康管理がかなり改善されたためでしょうか、ほとんど静電気が起こりませんのでアルカリ体質が出来ているといえると思います。

病気も静電気も改善策は同じだったといえると思います。

記事にもしております野菜スープ、卵醤、モリンガ、スギナ茶、梅干、味噌、自然海塩などで体質改善し、病気も静電気も撃退しましょう♪