健康診断は、地獄への入り口
早速元診療放射線技師のチキンガイさんから、生々しいコメントを頂きました。
百戦錬磨の専門家が、ありのままの状況を・・・
これが現実なのです。
勿論、他の医療関係者も多くの方も、気付いているでしょうが、黙って仕事をしていればお給料がもらえるから、何も発信しないのでしょう。
知らぬは、地獄・・・
「健康診断を受けるほど、ヤバイよ!」と巷で言っても笑い飛ばされるだけ(笑)
それほど、健康診断は、信頼されています。
が・・・、良く考えると、健康診断を受けても身体は健康にはなりませんし、早期発見をしても、医療の餌食同然、結局、亡くなられる方が確固たる現状です。
そして、怖いのが健康診断などで受ける医療被曝。。。
実際、医療被曝で、年間2万人もの人が、ガンでお亡くなりになっているそうですが、そんなことは、勿論医療サイドは、黙っています。
このブログの読者で、元医療放射線技師のチキンガイさんは、そこに気付かれ、切に訴えられています。
そして驚愕の実態を教えてもらいました。。。
このブログのあちこちのコメント欄に、医療現場の恐ろしい内情を、書いていただいてます。
医療被曝の恐ろしい実態
以下抜粋
健康な人は医療被曝を避ける。CT一回でも発癌リスクあり。
原発事故以来、日本人は放射線被爆の問題に、「低線量なら安全だ」「いや、どんなに微量でも危険らしい」と、とても敏感になっています。
しかし、レントゲン、CT検査などによる「医療被曝」には無頓着です。
健康な人が先ず避けるべきは放射線検査。
放射線は、細胞の中のDNA(遺伝情報)を必ず傷つけます。
浴びた量によって違いはあるものの、発癌に向かって必ず歩を進めます。
国や医療機関は、医療被曝の危険など殆どない様な偽りの説明を繰り返している。
原発を推進する為に、国や電力会社が「原発は安全。放射線に危険はない」と言い続けてきた反省が全く見られません。
医者達も、高価な機器のモトを取る為や、問診や聴診より手っとり早く儲かるので、患者に「取敢えず」「念の為に」と安易にCT検査を勧めています。
日本のCT装置の台数は断然世界1で、全世界の設置台数の1/3以上。
1993年に八千台、2003年に1万4千台に増えています。
放射線検査による国民被爆線量も、検査によって起きる発癌死亡率も、世界ワーストです。
イギリスの研究によると「日本人の癌死亡の3.2%は医療被曝が原因」世界15カ国で、日本が最もCT検査回数が多い」「発癌への影響は英国の5倍」という医療被曝大国ぶりです。
CT検査では、360度全方向から体にX線を当てて、検出結果をコンピューターで計算し、人体の輪切り映像を見て診断します。
被爆線量はX線撮影の200~300倍です。
これはたった1回のCT検査でも、発癌死亡のリスクが生まれる被爆線量です。
具体的には、45才の人の場合、全身CTを1回受けただけで1万人中8人(0.08%)、30年間毎年同じ検査を受けると、1万人中190人(1.9%)が「被爆により発癌死亡する」と推定されています。
胸部だけのCT検査でも、医療被爆線量は信じられない数値になります。
原発事故後、国が避難の目安にした「年間」の被爆線量は20ミリシ-ベルトでした。
胸部CT検査は1回でその半分、10ミリシーベルト前後に達します。
しかも、一般的に「造影CT」と言って、1回撮影した後、造影剤をを静脈に注射しながらもう1度撮影するので、2回で20ミリシーベルト。
腹部・骨盤CTはさらに被爆量が多く、1回で20ミリシーベルト。
造影CTまでやればその倍になります。
しかも、日本で行われているCT検査の8~9割は、必要のないものです。
またレントゲン検査は、病院の検査は比較的安全だが、会社や地域の健診を検診車で受ける場合は要注意。
検診車のレントゲン装置は関接撮影装置なので、病院などに設置されている直接撮影措置に比べて、被爆線量が3~10倍多くなると言われています。
アメリカでは取り止められた間接撮影装置を、日本は今も使っています。
欧米の医療の専門家達は、医療被曝の発癌リスクを前提にして、患者保護に動いています。
しかし、日本ではいまだに、医者も患者も「取敢えずCT」「何でもCT」。
国民の被爆線量は増え続けて、今、癌死の原因の6%を超えているとういう説もあります。
日本で医療被曝による癌で亡くなる人は推定、毎年2万人前後。
CT検査で被災しないように、くれぐれも注意して下さい。
元診療放射線技師の現場の見解
すなわち元大量被ばく専門家の僕の出番です。
今回の記事は概、賛成ですが、申し訳ないのですが少しだけ気になることがあります。
検診車のX線胸部間接撮影は確かに施設での直接撮影より被ばく量は多いのですが、3~10倍というのは大げさなような気がします、せめて2倍程度ではと思います。
ただ問題なのは間接撮影フィルムは縮小されて現像されるので、これは施設によってまちまちですが5cm四方の小さい画像を診断医は拡大鏡(虫眼鏡)で観察しますのでまともな診断能は期待できません。
直接撮影の場合、画像は実物大(厳密にはやや拡大)なので・・・という議論自体がそもそも僕は健常者に対するX線検査なんて不要極まりない、ましてやCT検査なんてもはや狂気ですので必要がないと思います。
ただ最近は検診車でもデジタル直接撮影装置が主流で・・・というのも意味がない話ですね。
この手の話は僕は書きだしたらきりがありませんので体験談だけ述べます。
検診でX線胸部撮影で引っかかると多くがCT精密検査となります。
例えばX線撮影で右肺尖部に腫瘍疑いなどでCT精密検査になった場合、右肺尖部にはな~んにもなくて左肺下葉に小さな腫瘍が見つかったなんてケースは山ほど見てきました。
不幸なことに一生かけて肺がん疑いなどといって定期検査をうけるか、あるいは無意味な手術、抗がん剤で命を落とします。
世の中の人はなんでわざわざ貴重な財産と命を奪われに病院に行くのか全く理解できません。