添加物の危険度レベルに合わせて3段階に~
私たちの体を蝕むものは、ズバリ化学物質です。
自然のものを自給自足なら素晴らしいのですが、現代社会はスーパーで食材を手に入れる方が現実だと思います。
スーパーの添加物食材の中で、出来るだけ凶悪な化学物質から避けることは非常に大事だと思います。
今回はスーパーの食品を、含まれる食品添加物の危険度別に仕分けしてみました。
注意していただきたいのは、今回は食材そのものは無視しています、食材そのものを評価していることではありません。
今回はあくまで、その食品に含まれる添加剤の危険度のお話です。
例えば梅干しは体にいいから毎日食べていま~す♪、なんて方もおられると思いますが、それは食種のみの選択でもう一つ、製法も同じだけ選択の考慮に入れていただくことが大変重要です。
野山に生える無農薬の梅をおばあちゃんが収穫して漬ける梅干しと、市販のスーパーの梅干しは食品名目上は同じ梅干しですが、健康にとっては全く別物の食材なのです。
そんな訳で、添加物の危険度を3段階に分けました~
①食べても問題ない添加物が使われている食品
②中間の添加物が使われている食品
③食べてはいけない非常に危険な添加物が使われている食品
に分けてみました。
お買い物の際には、是非取り入れて参考にされてください。
①食べても問題ない添加物が使われている食品
油揚げ・厚揚げ 遺伝子組み換えや粗悪油など使われている可能性大ですがこれ自体の添加物は安全です。
甘栗 ほぼ無添加で製品化することができ、栄養価も優れています。
インスタントコーヒー 基本的には真空にして水分を蒸発させるだけの製法ですので添加物はほとんど使用されていません。
カステラ 膨張剤に重曹が使われる事がありあります。コンビニなどのカステラは怪しいかもしれませんが、きちんとしたお店のカステラなら問題ありません。
かつをぶし もともと乾燥しているため腐りにくく大した添加物は使われていません。
切り餅 切り餅は、カビの対処ですが、真空無菌製法ですとカビが生えないそうです。したがって安全ですが、コーンスターチを使う切り餅があありますので要注意です。
トマトケチャップ 意外にも大した添加物は使われていません。日持ちするのは酢酸が入っているためです。ただし、キャリーオーバーと言って使われる原料の糖類、食酢、食塩が粗悪ですと勿論よくありません。キャリーオーバーの素材は追及されません。これに限らずキャリーオーバーに着眼することは大事ですね。
こしょう スパイス類は、特に添加物を入れなくても商品の大きな劣化がありませんのでほとんど添加物は使われていません。その物の品質とは別ですが。
小麦粉 小麦の輸入によるポストハーベストの問題が第一に上がりますが実は政府の検査では、輸入小麦には農薬はほとんど検出されなかったと発表しています。政府を信用するならですよ。小麦の添加物自体は安全かもしれませんが流通する小麦は遺伝子組み換えですので、これはあまりお勧めしない食品ですね。
山菜水煮 ゼンマイやワラビの水にですが、中国産は殺菌剤や漂白剤など使われており避けたほうが無難ですね。これは保存性をよくするため国産ではクエン酸がPH調整で使われています。安全性にはあまり問題ありません。
シラス干し・ちりめんじゃこ これは、一度煮て乾燥させるだけのシンプルな食材です。乾燥して塩分を含みますので添加物はさほど要りません。脂肪の酸化が気になるところですが稚魚にはほとんど脂肪がありませんので酸化防止剤は不要なのです。煮干しの酸化防止剤が気になる方は、こちらがおすすめです。
酢 酢は基本的にそれ自体に強い殺菌力がありますので添加物を入れる必要がありません。しかし怪しげな原材料を使っている安物の酢もありますので本来の普通の酢をお選びください。
スパゲティー・マカロニ カチカチに乾燥するセモリナ小麦が原料ですので腐ることはなく素のままで腐りにくい食材です。残留農薬もほとんど無いようですが遺伝子組み換えという難点があります。まあたまには良いでしょう。
そうめん・うどんなどの乾麺 これも乾燥させ塩分が含まれますから添加物は不要です。昔は漂白剤が使われていましたが今は使われていません。残留農薬は気がかりですが、添加物は含まれません。
そば そばもうどんと同じですが、添加物よりもこれは強いアレルゲンですのでこちらを気にするほうがいいですね。中国産やべ国産がありますが、国産ならポストハーベストがなく添加物的にはまず安全な食べ物ではないでしょうか。
タケノコの水煮 保存にビタミンcが使われている場合が多いです。勿論人工のビタミンcですので手放しで喜ぶものではありませんが、添加物としては安全性が高い食品です。ただし、やたら白いタケノコは漂白剤が使われています。
豆腐 豆腐の製造で使われる硫酸㎎や塩化㎎、グリセリン脂肪酸エステルを使いますが、安全性は高いです。ただし、絹ごしはグルコノデルタラクトンを使ったものがありますので木綿豆腐をお勧めします。ほとんど遺伝子組み換え大豆が使われていますので、これがネックですね。
ナッツ類 アーモンドやナッツ類は、乾燥していて保存料は不要です。ですが輸入品にアフラトキシンという毒カビが生えていることがあります。ほとんど検疫所で破棄されますので大丈夫ですが。あと調味料に化学調味料が使われている場合が多いので、こちらさえクリアーすれば植物の種子は非常に栄養価が高く素晴らしい食べ物です。
納豆 基本的には大豆と納豆菌だけで作れ無添加で販売できます。市販の大量生産発酵食品に使われる発酵菌は、ほとんどが汚染菌、遺伝子組み換え菌なのです。日本には大手数社の菌の製造メーカーがありますが、ほとんどこその菌が使われています。化学薬品を混ぜた菌だったり、純粋培養単一品なので何種類も複雑に混じった天然の菌とは全く違います。納豆は添加物が要りませんので使われる素材が良ければ最高のお勧め食品です。
煮豆 鶯豆や金時豆、大豆などいろいろな煮豆が売られていますが、真空パックで保存料はほぼ使われていません。最近は使われることが少ないですが酸味料が使われていることがあります。
のり・わかめ 乾燥され、保存性に優れていますので添加物は使われていません。ただし、味付け海苔は、アミノ酸などの化学調味料が使われていますので品質の良いものをお選びください。あと採取される海が綺麗であることは大事ですね。
バター マーガリンはトランス脂肪の塊で全くお勧めしませんがバターは生乳と塩で作られ水素添加の必要もなく添加物はありません。しかし、乳製品そのものがネックですのであまり食べすぎないようにしましょう。
はちみつ はちみつは、非常に加工操作のしやすい怪しい食品です。60%以上がはちみつの場合「純粋」という称号を付けても良いことになっています。純粋はちみつは、精製はちみつや添加物を使用できませんので選ぶなら「純粋はちみつ」を選びましょう。はちみつは、それ自体が腐りませんので添加剤そのものは不要です。
干物 魚を干したものですね。基本的には安全ですが、不飽和脂肪酸の酸化つまり油焼けの防止のために、ビタミンcが使われることがありますがこれは比較的安全です。場合によってはPH調整剤が使われることがありますので要注意です。
プレーンヨーグルト これは添加物は不要です。しかし、イチゴ味や甘味料の入ったものはダメですね。これは添加物が使われています。食材自体お勧めはしませんがプレーンヨーグルトならOKです。
マーマレード マーマレードは、オレンジやかんきつ類のジャムですが素材自体強い酸を持っていますので添加剤はゲル化剤のペクチンぐらいで安全性に問題はありません。たくさんかんきつ類が手に入ればご家庭で作りましょう、自然の保存食ですね。
味噌 遺伝子組み換えでない大豆を使った味噌、という表示を多くみられますがどうも怪しいですね。みそ自体はそもそも保存食ですので添加物は不要ですが、市販の一般的な味噌は、エチルアルコールで発酵する麹菌を殺していますので本来ではありません。市販品は大事な乳酸菌が死んでしまってますので出来れば空気穴の付与された生きた味噌を購入されてください。これは究極の食品です。
ようかん 食品に塩分が5~10%含まれると細菌が増えることができません、これを「塩蔵」と言います。砂糖も50~60%食品に含まれますと腐りません、これを「糖蔵」といいます。ようかんは砂糖が多く含まれていますのでそれだけで腐らないのです。中には酸味料や香料を加えたものもあります。
まとめ
今回は食べても大丈夫な主な食品を紹介しました。
これは、あくまで添加物の指標です。
もしここに知りたい商品がなかったとしても、もともとの保存性が良いものほど大丈夫だ、と考えると答えが出ますね。
ご自分の感性を研ぎ澄ましてご判断ください。
実際食べるとしたらやはり素材も大変重要ですので、しっかりした素材の商品をえらぶことは言うまでもありません。
モチロン、自給自足が一番良いとは思いますが、そんな暮らしをしている人は極僅かです。
つまりそれだけ私たちは手足を縛られ、奴隷同然だということです。
どうやって作ったか分からない全くの他人が作ったものを食べるのは人間だけです。
こんな恐ろしいことに気が付かないのです、人間は。。。
これが発病の原因であると言ってよいかもしれません。
「私は自分で食べるものは自分で作る!」って方こそ本当に生命力があり、精神的にも毒されない本当に強い方だと僕は思います。
ちょっと話がそれましたが、少しでも添加物から避けていただくよう生活習慣を見直されてくださいね♪
次回も続きます~