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砂糖の種類と健康を考慮した選び方

砂糖

 

砂糖とは体にとって、いったいどういう立ち位置なのでしょうか?

 


 

白砂糖の学名はスクロース(ショ糖)です。

これはグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)が半分ずつ入っている二糖類です。

 

 

 

がん細胞はグルコースを栄養源にして大きくなりますから、断糖はガン治療として有効であるとこのブログでも紹介しました。

またグルコースは、GI値を上げる原因物質です。

脳も実は、グルコースが栄養源ですが、実際、ご飯などの炭水化物類に含むブドウ糖の量で十二分に摂取量は足りています。

 

グルコースは体内のすべての細胞のエネルギー源になるのに、フルクトースはGI値こそ上げませんが肝臓しか処理できませんので、肝臓に非常に負担が掛かります。

肝臓がフルクトースを処理すると中性脂肪が出来て動脈硬化の原因に成ります。

まあ、早い話、砂糖は、どう転んでも体に良い事はなく、体内を強く酸化させるものです。

 

上白糖、黒砂糖、和三盆、白ザラ、中ザラ、グラニュー、中白糖、三温糖、角砂糖、氷砂糖、粉砂糖、顆粒状糖、てんさい糖・・・

これらは、精製された極めて純度の高い薬品なみの結晶で、あまり変わりありません。

 

 

 

更に、その上近年では、砂糖の有害性とは別次元の人工甘味料、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース(ショ糖の600倍)、ネオテーム(ショ糖の1万倍)、サッカリン、ミラスィー・・・などが台頭し、砂糖に変わって安いお菓子やペットボトルなどの甘味料として使われています。

耳かき1杯で、恐ろしく甘く、そして恐ろしく安く作れます。そしてその有害性は計り知れないものがあり、異性化糖・ブドウ糖果糖液・人口甘味料はもう論外、化学兵器に近いものです。今回はこれについては割愛させていただきます。

 

砂糖の悪影響

 

砂糖が消化、解毒、除去されるためには、身体全体に蓄えられた貴重なビタミン類やミネラル類が必要とされます。

砂糖はこれらの体内にある物質を使い果たし、せっかく補給した吸い取るのです。

 

その結果、こんなことが起こります~

・砂糖摂取をやめるだけで、糖尿病、癌、心臓病などの不治の病の諸症状が治癒してきた。

・ペットボトル飲料、缶コーヒーなどの飲料中毒は、砂糖中毒でした。

・食べて眠くなる食べ物は、砂糖が多く使われています。

・砂糖は、女性の代謝バランスに致命的な影響を及ぼします。

・砂糖への依存と同様、合成甘味料への依存は、味覚障害を引き起こします。

 

・ミネラルやビタミンを壊す(吸収するのに消費される)

・赤血球、細胞の破壊(血液・体内酸化)

・アトピー性皮膚炎、アレルギーの助長(アトピーの原因因子)

・冷え性、肩こり、頭痛(血糖値の乱高下により体温の低下で冷え性に、神経過敏で頭痛や肩こりに)

・イライラ、うつ病、不安感、不眠症(低血糖により神経不安定状態)

・子供の脳障害、精神成長の妨げ

・老化促進(酸化)

・ガンを誘発(低血糖は低体温になり、ガンが繁殖する温度35度に)

 


 

市販される糖質の中で、何が最も体に良い?

 

まず、結論として、糖類は、食べると幸せになるなどの気分の高揚感は麻薬中毒症と変わりなく、体に必要な糖質は食材に含む糖質だけで十二分に摂取出来ていますので、全く食べないほうが健康には良いです。

炭水化物は多糖類なので 砂糖などの糖類とは比べ物にならないくらい良いですし、ご飯などで食べていますから、わざわざ甘いものは要らないということです。

つまり健康に良い糖類は無い、が結論です。

アルカリ生活を送っていてもイマイチ体調が優れない方は、砂糖を絶ってみましょう。

 

砂糖は、せっかくのアルカリ体質へ運ぶビタミンやミネラルなどを全て台無しにし、強烈に酸化体質へ運ぶ最も凶悪な物質のひとつです。

昔の和食は、塩だけで素材の甘みを引き出していましたが、ここ数十年の和食は、砂糖を多用する調理法に変貌し、もはや、似非和食に変わってしまいました。

 

白砂糖、黒砂糖、てん菜糖、アバベシロップ、ハチミツ、メープルシロップ、三温糖・・・など、様々な糖類がありますが、基本的には、最上図の組み合わせの比率が違うだけで、ぶっちゃけ、大差ありません。

グラニュー糖 ショ糖99%
白砂糖    ショ糖98%
三温糖    ショ糖95%

黒砂糖    ショ糖80% ブドウ糖1% 果糖2% アミノ酸やミネラルが豊富

甜菜糖    ショ糖85%

アガペシロップ ショ糖3% ブドウ糖16% 果糖 85%

メープルシロップ ショ糖62% 果糖3%

蜂蜜 ショ糖1~7% 果糖40% ブドウ糖40% 麦芽糖15%

 

アガベシロップとは、一時期ショ糖が少なくGI値が低い糖類ということで流行りましたが、果糖が85%もありますので、食べ過ぎると肝機能に良くないようです。

 

結局糖類にずば抜けて良いものはなく、付加価値で決めるしかありません。

差がつくとしたら、無加工、無精製ほど良いですね。精製加工工程が多い糖類ほど、当然薬剤を多用していますし、人工的になり有害性は増えます。

これは精製塩と同じイメージですので、甘党の人は、是非ここには拘って欲しいですね。

 

天然、無精製の糖質はやはりいいですね。

人工的な操作がなされていない天然のままの、黒砂糖、蜂蜜、メープルシロップ、などがおすすめで、これらに含む他の栄養素で糖質の悪影響を相殺し、好結果を生む能力を秘めています。やはり自然素材です。

安物は、ほとんど人工物ですので、安さに惑わされないで下さい。

 

黒砂糖

ミネラル類の含有量では、ダントツです。

 

蜂蜜 

蜂の神秘が含まれており蜂の分泌する酵素により 既にショ糖が分解されています。

蜂蜜は、スーパー酵素甘味料といった感じで、ヘタな酵素ドリンク以上のパワーがあります。

 

メープルシロップ

黒砂糖独特のえぐ味や、ハチミツの香りのクセが気になる方や、料理やお菓子にコクが欲しい時に便利です。

上品でやさしい甘味なのが特徴で、カルシウムや亜鉛も多く含まれカロリーもハチミツや黒糖に比べて一番低いのです。

 

この3つを使い分けるのもいいかもも知れませんね。

いずれにせよ食べすぎはダメですが、砂糖を脱却する、あるいは上記3つの糖質に変えると、健康は大きく回復すると思います。

減塩指導ばかりする日本ですが、砂糖こそ減らすべきで、塩は増塩が真相です。

そんな指導をすれば、瞬く間に病人は減りますから、政府や医療は絶対に「減糖」は言いません。

子供のお菓子やジュースに砂糖類を多用しているのは、大人は洗脳が完了していますが、「真っ白で劣化していない脳を持つ人間=子供」をいち早く洗脳する必要があるからです。

健康オタクなのにどうも体調が優れない方、甘党で甘いものが辞められない方、健康志向の方、など、料理や甘味料を砂糖から、黒糖、蜂蜜、メープルシロップに変えてみると様々な体調不良が改善される可能性は存分にあると思います。

 

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