肉 、魚 どっちがいい？

世界～日本の家畜は、安く大量に生産するため、遺伝子組み換えの飼料を与えられ、抗生物質、成長ホルモン剤、発癌剤など与えられ続け、このような腫瘍が出来る家畜が６割以上いるそうです。

病気を持っている家畜は実に9割、もう全部と言って良いですね。

腫瘍を取り除いて洗浄してカットして綺麗にパック詰めすれば・・・

ごらんのように綺麗に売り物になります。

加工ソーセージやハンバーグなどは、もうこのままミンチだそうです（汗）

ファーストフードの肉類は勿論とんでもない肉質です。

一方で、モンゴル遊牧民やイヌイットは、野菜を食べず羊、アザラシなどの肉しか食べませんが、彼らは健康そのものです。

野生の動物の肉質は、家畜とは全く違い自然育ちそのものであるということ、そして彼らは内臓から頭、尻尾まで全て食べますから、体に必要なミネラルも存分に食べていることに成り、野菜を食べなくても食べていることになるのです。

遊牧民が食べる肉質、食べ方は、われわれ先進国が食べる肉の質と食べ方がまるで違うのです。

肉か魚か？、そんな議論より我々が食べる肉類は、肉質が極限に悪過ぎるのです。

ですので、もし比べる肉が野生のものでしたら健康を害する要素を持っていませんから肉、魚、お好きなほうでよいと思いますが、それでも動物の内臓や尾尻までは食べないですから、やっぱり総合的に見るとお魚の方、特に丸ごと食べられる手の平サイズのお魚がお勧めです。

勿論養殖魚ではなく、海から捕獲する天然の魚が断然いいですね。

ノルウェー産の養殖サーモンやサバは、上記の肉以上の卑劣さです。

海底は重金属が沈殿している可能性が高いですから、上層部を泳ぐ回遊魚は良いと思います。

大型魚でもいいのですが、頭から尻尾まで食べることが出来ませんし、食物連鎖の最後尾、重金属などの有害物質が最終的に最も蓄積していますので、やっぱり小魚系がいいですね。

我々の健康にとって必要なＤＨＡやＥＰＡは魚にしか含まれず、身だけでなく皮や頭まで多く含んでいます。

魚の骨は、つまりカルシウムは、サプリや牛乳のような粗悪なイオン化カルシウムではなく、非イオン化カルシウムに成りますからもう素晴らしすぎるのです。

また、良質なタンパク、 ビタミンB群やビタミンEは非常に豊富に含まれているほか、非常に大切なビタミンＤも豊富に含まれています。

ビタミンＤは油に溶けるため、オリーブオイルなどのマリネにすると吸収率が増大します。

ビタミンＤの恐ろしい真相はこちら↓

消費税が上がり何だかんだと物価が上がり食費が本当に高くなり、安くて健康に良い食べ物を探すのが一段と厳しく感じる今日この頃です。

安くて健康に良い食べ物、一見相反する厳しい条件のように思いますが、実はあるのですね～素晴らしい食材が！しかし、何故かほとんど誰も買わないのです。

それは、丸ごとの鰯です。

食べ物の買出しに僕はあちこちよく行くのですが、いつも凝視するのがお魚コーナーです。

新鮮な鰯丸ごと10匹ほど入って200円ほどで激安ですが、誰も買わないのです、これが？

鰯のすござ

●肉類ではありえない養殖でない天然物

●単体で買えば超高額な必須脂肪酸のＤＨＡ/ＥＰＡを豊富に含む

●頭から尾尻まで食べられるため野菜嫌いの人でも鰯丸ごと食べればほとんどの栄養摂取が出来ている
（内臓はよほど新鮮でないと無理かもです）

●こんな究極の食べ物が激安

素晴らしいメリットがいっぱいの鰯ですが、何処のお店でも不人気な気がします。

美味しく食べる調理法は、今時ネットで溢れるほどアップされていますし、お好みで調理されればいですね。

新鮮な鰯の見極め方

①　目ににごりがなく透明
②　えらが鮮明な赤色
③　うろこがある
④　しっかり太っていてお腹が硬い

お勧めはマリネですが、すり身にしても、フライにしても煮付けでもいいと思います。

コツは、DHAやEPAが酸化するのを抑制しますので、緑黄色野菜と一緒に食べると良いですね。

お気に入りの鮮度のいいお魚屋さんを見つけ是非積極的に鰯を食べてください。

現在の肉類のクオリティーは上記の通り絶望的ですが、安くて本当に栄養価の高い食べ物はまだまだあるのです。