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座りっぱなしは、後で運動しても意味がありません
今朝、ラジオを聴いてたら、座りっぱなしのデスクワークなどは、非常に怖い病気を引き起こすというお話しをされていました。
確かに座りっぱなしは良くは無いでしょうが、想像していた以上に、遥かに怖い危険性を秘めていました。
心筋梗塞や、糖尿病・・・
そして驚くのは・・・
毎日のデスクワーク、その運動不足を解消しようと、アフター5や週末に運動を定期的にしたとしても、取り戻せないということです。
これが非常に恐ろしいと思いませんか!
普段は、デスクラークだから、週末は健康のためにスポーツをしている、というのは、意味が無かったのです。
座り仕事中にちょこちょこブレイクして、とにかく出来る限り、連続して座っていることを避けることが非常に大事なのです。
男性は女性より平均寿命が短いのは、家庭内での行動を見るとなんとなく理解できます。
女性は、夕食作り、朝食作り、食後の後片付け、洗濯物干しと収納、子育て、お掃除など、起きている間、じっとしている時間がほとんどありません。
男性は、家に帰ると、リビングにデンと座り、テレビを見て、お茶すら奥さんに頼み、ほとんど動かない。
勿論全てのご家庭がそうではありませんが、傾向として多いはずです。
それこそが、男性が短命である理由かもしれません。
ガッツリ運動は、必要ありませんが、ちょこちょここまめに動くことが、大事なのです。
確かに、身体を労わりすぎて動かない人も、何かと不健康な気がしますね。
毛管体操(通称ゴキブリ体操)が素晴らしいです
<以下、チキンガイさんから有益なコメントを頂きました>
現代日本人には昔の日本人には無かった病気が増加しています。
例えば下肢静脈瘤です。下肢静脈瘤は職業病とも言われるくらい座りっぱなし、立ちっぱなしの職、長距離ドライバーや美容師さんなどに多いです。
心臓と動脈、静脈の関係から考えますと下半身は動脈は重力方向です、さらに動脈は血圧が高いので流れはいいのですが、圧力が弱い静脈は重力に逆らうので流れが悪いのです。
立位だと下肢全体、椅子などの座位だと膝下はいつも静脈血の流れが悪くなります。
立位で足や腕の血管を見ると血管が浮き出てますよね、でも床と平行にするか、上げてみると拡張していた血管が消えます。
たったそれだけで血液の流れがよくなります。
昔の日本人は皆、畳などの地べたに正座や安座で座ることで下肢静脈の流れが良かったのですが、椅子やソファーの文化により下肢静脈瘤患者が増加しました。
もちろんその他多くの疾患も増加しています。
寝た状態から手と足を上げてブラブラ動かす毛管体操(通称ゴキブリ体操)が体にいいわけです。
<チキンガイさんのコメントは以上です>
以下抜粋
http://happy-enjoy-life.com/archives/898
座りっぱなしは病気になる
座りっぱなしは体に悪い影響を与え、病気になることもあります。
確かに座っている姿勢は立っている姿勢に比べると楽ですが、座りっぱなしの姿勢をずっと続けているのも良くないのだとか。
最近では座りっぱなし症候群という言葉も出るくらいになっています。
症候群というと色んな症状が出て病的な傾向になることを言います。
座りっぱなし症候群というのも体にさまざまな不調が出てくる、病気の一歩手前(あるいはすでに病気)のことを言う、かなり的を射た言葉です。
座りっぱなしが病気の原因になるわけ
座りっぱなしというのは体の血流を悪くします。
座っている姿勢は立って動いている姿勢と比較すると、体の大きな筋肉を動かすという動作をしていません。
体を動かすと体のさまざまな筋肉が動きますから血流が良くなります。
血流が良くなると酸素の細胞への運搬もスムーズにいきますし、老廃物の停滞も防ぐことができます。
筋肉を動かしますからその周辺の血流も良くなり、肩こりや頭痛なども防ぐことができます。
座っている姿勢はこれらの生命活動を抑えこんでいることにほかなりません。
そればかりでなく座っている姿勢で仕事をしていると、脳をよく使うわりに血流が悪いためさまざまな神経に負担をかけることになります。神経に負担をかけ過ぎると調整ができなくなります。
自律神経失調症などが起こりやすくなると言うわけです。
座りっぱなしが招く病気
座りっぱなしで代謝が悪くなるため、肥満になりやすい体になります。
それが進むと糖尿病の危険が増します。
また、筋肉が動くことによる血流促進が期待できないため、心臓に負担がかかります。
心筋梗塞など心臓疾患の可能性が増加するのです。
その他、下半身のむくみやすでに記した肩こりや頭痛や精神疾患などの症状にもなりやすくなります。
座りっぱなしを解消する方法
座りっぱなし症候群に代表されるような病気や不定愁訴を解消する方法として、「座りっぱなしをやめる」という方法があります。
デスクワークで座りっぱなしは当たり前と考えられていますが、最近ではスタンディングデスクを使って仕事をするというスタイルが流行りつつあります。
立ったままの姿勢でデスクワークをするというスタイルです。
これは直立しているので体を動かしていない状態と似てはいますが、スタンディングスタイルにするとこまめに体を動かしているせいか、座りっぱなし症候群のような症状が激減するのがわかります。
また、集中して仕事をするようになるため、仕事の効率がはかどります。
私もスタンディングデスクを購入したいと思っているのですが、スペースの都合上今は難しいです(-∀-`; )。
座った姿勢で足をかかとやつま先を起点に上げ下げする運動をしたり、30分~1時間くらいの間隔で積極的に席を立つようにするなどして、座りっぱなしにならないよう気をつけましょう。
オススメの本
コメント一覧
ただ失礼ながらちょっと補足させていただきます。
現代日本人には昔の日本人には無かった病気が増加しています。例えば下肢静脈瘤です。下肢静脈瘤は職業病とも言われるくらい座りっぱなし、立ちっぱなしの職、長距離ドライバーや美容師さんなどに多いです。心臓と動脈、静脈の関係から考えますと下半身は動脈は重力方向です、さらに動脈は血圧が高いので流れはいいのですが、圧力が弱い静脈は重力に逆らうので流れが悪いのです。
立位だと下肢全体、椅子などの座位だと膝下はいつも静脈血の流れが悪くなります。立位で足や腕の血管を見ると血管が浮き出てますよね、でも床と平行にするか、上げてみると拡張していた血管が消えます。たったそれだけで血液の流れがよくなります。昔の日本人は皆、畳などの地べたに正座や安座で座ることで下肢静脈の流れが良かったのですが、椅子やソファーの文化により下肢静脈瘤患者が増加しました。もちろんその他多くの疾患も増加しています。
寝た状態から手と足を上げてブラブラ動かす毛管体操(通称ゴキブリ体操)が体にいいわけです。
おっしゃるとおり、結局食べすぎというのが、座りっぱなしの病気を誘発すると思います。
なるほど、ゴキブリ体操ですか、理に適ってますね。補足として使わせていただきます。
ありがとうございます。