強健ラボ

酵素玄米や発芽玄米を超える発芽発酵玄米のレシピ

下記の記事の続きで、主食を超えたパーフェクトな食材、「発芽発酵玄米ごはん」の炊飯の仕方です。

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美味しく安全な玄米ご飯の炊飯条件とは? - 強健ラボ


玄米発芽器を使って発芽させる

この機器を使うと、水に浸して温度設定をしたら、最適環境で確実に発芽させてくれます。

玄米の発芽は、27~30度で24~28時間保温させるのが最も理想です

発芽玄米器を使って発芽させ、後はお手持ちの炊飯器で普通に炊く方法が最も簡単だと思います。

発芽時、全部発芽していなくても大丈夫です。

8割ほどが発芽していれば全体に発芽モードに入っていますので厳密に考えなくても大丈夫です。芽が伸びすぎるほうが栄養価的に大きく劣ります。

この発芽玄米器の特徴は、2合の玄米が入り、24時間で発芽させることが出来ます。

発芽できたら、サッと洗って普通にお手持ちの炊飯器で白米と同様に炊飯するだけです。

夏と冬では、外気温が大きく違いますので発芽させる水温調整を変える必要があるかと思います。

発芽中に雑菌が発生して臭くなることがありますが、これは銅製の網を使ってますので、水交換の必要も無く雑菌の発生がほとんどありません。

発芽させたら、白米をお好みの量を混合して普通に炊飯することも出来ます。その場合は、白米だけをあらかじめ通法どおりに研いでおくことです。ただし、白米があるため3日間の保温には向きませんので、普通の即食べごはんに成ります。

↓同類品ですが銅製ではありません。

小豆や雑穀を入れるとさらに効果的

小豆を入れると、甘味や香ばしさ、ミネラルバランスが更に増します。

小豆は是非入れてください。

小豆と塩の使い方

小豆は、発芽させる前に玄米と混ぜて洗って、そのまま発芽器に入れてください。

玄米6合に対して小豆42gの比率で投入してください。

発芽が終って炊飯する直前に、玄米6合に対して自然海塩5gの比率で入れて混ぜる。

塩を入れるとカリウムが中和されて、美味しくなります。

ちょっと高価ですが、無農薬・無化学肥料栽培30年の素晴らしい小豆です

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発芽発酵玄米は、パーフェクトな食品ですが、小豆は玄米の3倍のたんぱく質を含有しますので、小豆のたんぱく質とカルシウムを加えることにより、より完璧に成ります。

また、利尿作用も期待できます。

小豆の他に、雑穀米を入れても良いですが速攻で発芽する雑穀がありますので、その場合は時間をずらして投入してください。

雑穀米は玄米より原種に近いものが多いので野生の生命力や活力を加味できます。

好みに応じて単体の雑穀でもよし、5穀~15穀お好みでどうぞ。

ただ、雑穀は結構お高いので、通常小豆だけで十分です。


基本的な発芽玄米の炊飯

①発芽玄米の炊き方の基本は、玄米と違って白米の炊き方と同じで差し支えありません。

②研ぎ方は、白米のように研ぐ必要は無く、発芽玄米を軽く水洗いするだけで良いです。

③水加減も、白米ごはん同様、同量でいいと思います。

④発芽させたら、お手持ちの炊飯器で普通に「白米モード」で炊いてください。

⑤硬い場合は水を微調整して、お好みの硬さを探し出してください。

⑥炊飯が完了したら、保温ジャーに入れて3日間保温して発酵させてから食べてください。

保温専用ジャーは大き目を買って、ジャー内に適当に2~3つ仕切りを作って日別に炊いたご飯を順番に入れて、3日経ったものから食べていくという手段もあります。

保温ジャーに入れたら1日おきにひっくり返して混ぜてください。

玄米がなるべく側面に着かないようにしておけば硬くなることはありません。

3日も保温すると白米なら硬く臭く成りますが玄米の場合はそのようなことに成りません、でもどうしても硬い場合は炊く水を少し多くしてください。

発芽玄米の粥を炊くときは、通常の8~10倍の水を入れて炊くと粥に成りますが、それを3日間保温するとどうなるか?わかりません。

もしかしたら美味しくなるかもしれませんが水分が多いため臭うかも知れません、チャレンジ精神のある方は一度試して見ると面白いと思います。

研がないのは、白米のように精米過程で微粒子が付着していないのと、研ぐと発芽した目を損傷するからです。

玄米の発芽中や炊飯時、独特な発酵臭が漂いますが、酵母菌のためで異常ではありませんし、食する際には殆んど臭いません。

決して害はありませんが、発酵臭が気になる場合には、発芽させる水に日本酒をほんの少し入れると臭わなくなります。

要するに発芽さえさせれば、白米となんら変わらず3日間待つだけです。

ネット情報などでは、圧力鍋系を使用していますが、確かに美味しく炊けそうですが普通の炊飯器でもキチンと炊けます。

圧力鍋は、100度以上に成りますので高温過ぎる問題が浮上してきます。

普通の炊飯器は圧力が掛からないため100度以上にならず高温に弱い酵素やミネラルが壊れ難いという長所がありますので、味はどうか解りませんが健康第一なら圧力炊飯より大気圧炊飯の方がむしろベターです。

保温専用ジャーです。

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最も簡単で確実な全自動炊飯器で炊く方法

毎日食べるのもですから、簡単に確実に炊けるほうが良いという方向けですが、高価な炊飯器を新たに購入しなければなりませんが・・・

発芽から炊飯まで、自動で行なう炊飯器です。

酵素を投入していますが、特に必要ないと思います。

玄米の強力な解毒作用でフッ素も排出してくれるかわかりませんがフッ素釜を使っていますので、気になる方はお控えください。

2商品紹介します。

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冷凍しても大丈夫?

何かと食べるまでに時間が掛かりますので、ここは一つ冷凍作戦をとると非常に合理的です。

3日保温して発酵発芽玄米が完成したら1食分をラップに包むか、冷凍パックに入れて粗熱がとれたら冷凍庫へ投入します。

完全に冷めた状態で冷凍庫へ投入すると、不味いです。

解凍は、電子レンジが簡単ですが、使いたくない人は蒸すか湯煎してください。自然解凍は美味しくないです。

まとめ

以上、簡単でベージックな方法を取り上げてみました。

特に決まりはありませんが、使う機器や鍋、お米、水で同じように炊いてもバラツキます。

ふっくら美味しく炊くには各自で微調整が必要になってくると思いますが、より美味しく炊けるかどうかの違いで、「発芽と3日間の保温」が出来ていれば栄養価的には問題ないと思います。

「発芽⇒炊飯⇒3日保温」だけです、ガチガチに考えないでくださいね、アバウトで大丈夫です。

多少不味くても、発芽発酵玄米の素晴らしい栄養価を頂く目的としては、特に問題ありません。

お持ちの機器や炊飯条件が皆さん違いますので、少しでも美味しく頂きたい方はご自分で試行錯誤されてください♪