強健ラボ

昔ながらの干ぴょう作りと料理

干ぴょうとその効能

干ぴょう作りは、日本の伝統的な保存食で栄養もたっぷりありますが、
ほぼ絶滅状態になってしまいました~


かんぴょうは食品名です。
ユウガオ(ユリ科)の果肉をひも状に剥き、それを乾燥させて作ります。
漢字では「夕顔」と表します。
実のほうは「ふくべ」と呼ぶそうです。
ふくべは漢字で「瓢」と書き「ぴょう」とも呼びます。
すなわち、瓢を乾かしたものを「乾瓢」、
あるいは干すと書けば「干瓢」となるわけです。
干ぴょうの産地は、何と我が県の滋賀県と栃木県。
今では、ほとんど栃木県ですが、天日干し干ぴょうは、
ほとんど存在していません。

ミネラルと食物繊維が含まれています。

ミネラルで特出しているのはカルシウムやカリウムです。

カルシウムは骨や歯を丈夫にします。

カリウムはナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、
尿への排泄を促す働きがあることから、
高血圧を予防する効果があると考えられています。

食物繊維には不溶性と水溶性がありますが、かんぴょうは両方含まれています。

食物繊維は便秘解消、腸内のコレステロール低下等に有効です。


我が家の干ぴょう作りと料理

我が家では、自給分だけですが、昔ながらの干ぴょうを作っています。
これを食べると、その香りの素晴らしさと甘さに驚きます。
市販のものとは、全く違いますね~
なかわたのニシンと味噌煮込み
大根のように見えますが全然違います。
とろとろで、ほんのり甘みがあり、だしをよくすいます。
これは、旬の取れた時期のみのまかない料理みたいなものです。

このかんぴょうが・・・70年ほど前、戦死した先代が作ったかんぴょうむきで、むきます。
かなり、おんぼろですが、ご覧のように、まだまだ綺麗にむきあげてくれます。

真ん中のある種と、わた。このわたみたいなものは、種と混じって、真ん中にありまして、
かんぴょうには、なりません。

かんぴょうになるのは、外側の部分です。このわたは、出汁で煮たり、味噌汁に入れて、即、食べます。

これがまた、ふわふわでおいしい~~のです♪


これが、なかわた
むいて、干したところ

乾燥して、完成!

新型コロナウイルスが猛威を振るっています。
皆さんも干し野菜を作って、食料のストックを♪

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