死の油「トランス脂肪酸」

狂った油、死の油と呼ばれるトランス脂肪酸

ファーストフード、お菓子、安い揚げ油・・・現在のお手軽食品にほとんど入っています。

 

<スポンサ-ドリンク>

 

この怖い油の実態を知っておきましょう。油と言っても、様々で、天と地ほど差があります。

必須脂肪酸は、文字通り体に必要な油ですが、このトランス脂肪酸は、地以下の地獄。
間違いなく生活習慣病や難病の確信犯です。
朝食に、パン、マーガリン、牛乳なんて、最悪トリオ、明日からやめましょう。

日本は、事実上野放し状態!各自で、規制をかけないと、やばいです。

 

トランス脂肪酸とは?

以下抜粋

「Thinkstock」より

今、世界的にトランス脂肪酸の規制が広がっている。

米国政府のFDA(米食品医薬品局)は、昨年11月にトランス脂肪酸を含む硬化油を食品添加物(グラス物質)から外す決定をした。

デンマーク(2003年)、スイス(08年)、オーストリア(09年)では、100g当たり2g以上のトランス脂肪酸を含んだ油脂の国内流通を禁止。

米国、カナダ、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル、韓国、香港、台湾、中国では、食品含有量表示を義務付けている。

このようなトランス脂肪酸規制の世界的広がりは、トランス脂肪酸が人の健康に有害であることが明らかになってきているからである。

トランス脂肪酸は、心筋梗塞や狭心症のリスクを増加させ、肥満を発症させやすく、アレルギー疾患を増加させ、胎児の体重減少、流産、死産を生じさせる可能性があること、母乳を通じた乳児へのトランス脂肪酸の移行が研究等で確認されている。

WHO(世界保健機関)も03年に、心臓血管系の健康増進のため、食事からのトランス脂肪酸の摂取を極めて低く抑えるべきであり、最大での一日当たりの総エネルギー摂取量の1%未満とすることを勧告している。

さらにWHOは、09にはトランス脂肪酸の高摂取群を考慮すべきとして、1%未満というレベルの03年勧告の見直しを課題とし、規制強化を示唆している。

 

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トランス脂肪酸は、多くの食品に含有

では、トランス脂肪酸は、私たちの食生活にどのように入り込んでいるのかを見てみる。

私たちが問題にしているトランス脂肪酸は、工業的に植物油を脱臭のために高熱処理したり、水素を加えて「硬化油」に加工したりする過程で生成される。

どのような食品に含まれているのかというと、主に問題にされるのが、マーガリン、ファットスプレッド、ショートニング、クリームなどである。

マーガリンは、油脂含有量が80%以上で、バターの代わりに使われている。

ファットスプレッドは、JAS規格ではマーガリン類とされているが、油脂含有量は80%未満。マーガリンと同様な使われ方をしているが、風味原料と呼ばれる果実、果実加工品、チョコレートの味を付けられているものもある。

ショートニングは、米国でラードの代用品として開発された食用油である。

クッキーやビスケットなどの焼き菓子、パンに練り込んで使われるとともに、アイスクリームに添加したり、フライ用の揚げ油としても使われる。

この結果、トランス脂肪酸を含有する食品は、マーガリン、ファットスプレッドだけでなく、ショートニングを練り込んで作られるクッキー、ビスケットなどの焼き菓子、パン製品、ケーキに広がる。

さらに揚げ油として使うことによってつくられるドーナッツ類、ポテトフライ、鳥の唐揚げなど各種揚げ物に広範囲に含有されることになる。

 

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